ドラフト会議で青山学院大の佐々木泰選手(右)を1位指名し、あいさつに訪れた広島の新井貴浩監督=東京都渋谷区の同大で2024年10月24日午後7時43分、手塚耕一郎撮影

 24日のプロ野球ドラフト会議で、青学大の佐々木泰選手を1位指名した広島の新井貴浩監督が大学を訪問し、指名あいさつをした。

 指名から約2時間が経過した午後7時半ごろ、東京都渋谷区の大学の記者会見場で佐々木選手と右手で強く握手を交わした後、報道陣の取材に応じた。新井監督の主なコメントは次の通り。【牧野大輔】

広島・新井貴浩監督

 <佐々木選手との交渉権獲得が決まった瞬間は>

 ものすごくうれしかったです。また競合しないかどうか不安だったので、「頼むー」と思いながら待っていました。

 <実際に佐々木選手と対面して>

 男前ですね。顔を見ただけでしっかりしているなと。さすがキャプテンですね。

 <昨年の常広羽也斗選手に続く青学大からのドラフト1位指名>

 青学大の選手はほんとに、安藤(寧則)監督、中野(真博)コーチの指導の下、優秀な選手がたくさんいるなと思っています。常広も頑張っていますし、中島(大輔)くんも楽天で頑張っている。(ロッテから1位指名の)西川(史礁)君はオリックス? いや、ロッテか(笑い)。ごめんなさい(笑い)。でも本当に優秀な選手がたくさんですね。

 <佐々木選手の魅力は>

 走攻守三拍子そろっていますし、今でも十分素晴らしい選手。性格面もキャプテンで一生懸命練習して体も強いと聞いていますので、うちの色に、カープの色に合う選手になるんじゃないかなと思いますね。

 <どのような選手になってほしいか>

 スケールの大きさをすごく感じます。ゆくゆくは侍(ジャパン)、日本代表に選ばれて戦えるような選手になれると思っていますので、すごく期待は高いです。チームの編成上、右バッターは貴重な存在なので、もう1年目からどんどん活躍するつもりでチームに来てほしいです。

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