阪神にドラフト3位で指名されたKMGホールディングスの木下里都投手=福岡市の九州三菱自動車販売で2024年10月24日、藤田健志撮影

 24日のプロ野球ドラフト会議で、社会人野球・KMGホールディングスの木下里都投手(23)が阪神から3位指名を受けた。福岡市内で記者会見した木下投手は「プロ野球選手になることを目標にやってきた。実感はないが、最高峰の舞台で活躍できるようにしたい」と決意を新たにした。

 木下投手は最速156キロの直球が武器の右腕で、チームを昨年の日本選手権大会と今年の都市対抗野球大会出場に導いた。「投手をやる以上はストレートの球速にこだわってやっている。自分のストレートに自信を持って投げていきたい」と語る。

 阪神は来季から藤川球児監督が指揮を執る。「火の玉ストレート」と称される直球が武器だっただけに、木下投手は「浮き上がる球をどのような意識で投げているのか(聞いてみたい)」と楽しみにしていた。【藤田健志】

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