ドラフト会議で2球団が競合の末、ロッテが1位指名の交渉権を獲得し、記者会見で抱負を語る青山学院大の西川史礁選手=東京都渋谷区の同大で2024年10月24日午後5時35分、手塚耕一郎撮影

 24日のプロ野球ドラフト会議で、青学大の西川史礁選手を1位指名したロッテの吉井理人監督が大学を訪れ、指名あいさつをした。

 指名から約3時間後の午後8時過ぎ、東京都渋谷区の大学の記者会見場を訪れた吉井監督は、待機していた西川選手と両手でがっしりと握手。その後、2人で報道陣への取材に応じた。吉井監督と西川選手の主なコメントは次の通り。

ロッテ・吉井理人監督

 <競合の末、西川選手との交渉権を獲得>

 (くじを引く仕草を見せながら)こうやって引いて……。いやオーナー代行が引いてくれまして(笑い)。本当に助かりました。うれしかったです。

 <1位指名を決めたのはいつだった>

 私が聞いたのは5日前でしたが、スカウトの間ではずっと前から追いかけていたみたいです。マリーンズは右の大物打ちがいないので、そこが弱点。そこを補ってほしいと指名しました。

 <会ってみて西川選手の印象は>

 和歌山の、いいお兄ちゃんだな、という印象です。

 <期待することは>

 走攻守そろっている選手なんで、マリーンズに来て、日本一のいい野手、ホームランバッターになってほしいですね。

青学大・西川史礁選手

 <吉井監督の印象は>

 すごく優しそうな方だなという印象と、また良い意味で選手との距離が近いのでこの方の下で日本一を取りたいなという気持ちになりました。

 <監督の下、どんな選手になりたいか>

 やっぱりバッティングを期待されていると思うので、しっかり1年目から活躍できる選手になりたいと思います。

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