10月26日から大分県で開催される秋の九州高校野球を前に、宮崎第1代表・日南学園を紹介します。

日南学園は、県予選5試合でわずか2失点と、ピッチャーを中心に守り勝つ野球で優勝。2年連続25回目の秋の九州大会出場を決めました。

指導するのは17年目の金川豪一郎監督。

(日南学園 金川豪一郎監督)
「一人一人の力はまだまだのところがありますが、全員でまとまって少ないチャンスをものにして、失点を最小限に抑えていくチームです。しっかりと守って少ないチャンスを生かして一つずつ勝ち上がっていきます。」

エースは、この秋急成長した長友拓海投手。県予選では3試合を完封。30イニング無失点。コントロールの良さと切れのあるスライダーが持ち味。ランナーを出しても慌てず落ち着いたピッチングで打者を打ち取ります。

(長友拓海投手)
「背番号1番をつけたということもあって、責任感もありましたし、自分が抑えるという気持ちで投げました。強いチームと戦えるすごくいい機会なので、自分の出せる力を全力で発揮して一つずつ勝ち進んでいきたいです。」

チームの主砲は、台湾出身の蔡韋辰選手。恵まれた体格を生かした長打力が魅力で、県予選・決勝ではホームランを放ち、チームを優勝に導きました。

(蔡韋辰選手)
「ヒットがもっと増えてほしいのと長打を打ちたいです。絶対勝ちたいです。一戦一戦集中して、1プレー1プレー頑張ります。」

そして、1年生ながら3番を打つのが田中皐晴選手。どんなタイプのピッチャーにも対応でき、勝負強いバッティングでチームを救います。

(田中皐晴選手)
「チャンスで回ってくることが多い打順なので、勝負強さを生かしたいです。今後の自分に生きるような大会にしたいですし、宮崎県の高校野球はセンバツになかなか行けてないので、久しぶりに行けるように、自分たちがその切符をつかみたいです。」

日南学園は大会初日の第1試合、福岡第2代表・育徳館と対戦します。

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