スポーツ感覚で拾ったごみの量や質を競い、楽しみながら地域の美化に取り組む「スポGOMI甲子園」の島根県大会が出雲市で開かれ、高校生が全国大会を目指して、ごみ拾いに汗を流しました。

「スポGOMI甲子園」は「ごみ拾いはスポーツだ!」を合い言葉に、高校生がスポーツ感覚で楽しみながら地域の美化に取り組みます。10月19日、出雲市多伎町のキララビーチで島根県大会が開かれ、初出場の浜田高校や矢上高校、そして夏の甲子園で快進撃を見せた大社高校の野球部など、過去最も多い22チームが参加しました。

1チーム3人が、制限時間の40分間に拾い集めたごみの重さや質を競うこの競技、ペットボトルやたばこの吸い殻はポイントが高く設定され、どのようにごみを探し集めるのか、チームごとの戦略が勝敗を分けます。

カートを持参して効率よくごみを拾うチームや、オリジナルのアイテムでこれまでの環境への取り組みをアピールするチームなど、それぞれ特色を出しながら高校生が全国大会をめざし、汗を流しました。

スポGOMI甲子園に参加した選手:
プラスチックごみが多いかな~。

今回、優勝したのは松江市の開星高校野球部のチーム。集めたごみは5キロ以上、たばこの吸い殻やペットボトルを多く集め、ポイントを重ねました。開星高校野球部のチームは3年連続の優勝です。

優勝した開星高校野球部の選手:
タバコの吸い殻を多く集めました。全国優勝目指して頑張ります!

また、ごみを運ぶカートを手作りした松江南高校JRC部のチームが、オリジナルアイテム賞に輝きました。優勝した開星高校野球部のチームは島根県代表として、12月に東京で開かれる全国大会に出場します。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。