元プロゴルファーの宮里藍さんが主催する女子ジュニア大会、「第5回宮里藍インビテーショナルSupported by SUNTORY」が宮里さんの地元・沖縄で開催されました。この大会はジュニア世代の育成を目的とし、スコアを争う競技のみならず、自身が現役時代に学んだメンタルメソッド「VISION54」を用いた座学を取り入れるなど宮里さんの“ジュニア世代育成”の思いが込められています。
大会最終日となった14日。2日間に渡って行われた競技では沖縄県出身の吉崎マーナ選手(沖縄カトリック高2年)が優勝しました。多くの選手が難しいコースにスコアが伸び悩む中、トップと2打差の2位タイでスタートした吉崎選手は、最終18番ホールでバーディーを奪い逆転優勝を飾りました。
地元・沖縄での優勝に「なかなか全国から沖縄に集まることは無いので新鮮。地元で勝てたのは嬉しい」と、笑顔で大会を振り返りました。
2年連続で出場している吉崎選手。昨年、メンタルメソッド「VISION54」を憧れの宮里さんから学び、この1年間取り組んできました。「たくさん試合に出ていて分からないことや気がつかないことが解決することも多かったので私にとっては貴重」と、大会を通して自身の成長につながっていると語りました。
5回目の大会を終えた主催の宮里さんは「何かしらの形でゴルフを通じて故郷に恩返ししたいと思いがずっとあった。5年かかりましたけど、ようやく開催できて本当に良かった」と、念願の地元・沖縄での開催を喜ぶと同時に「やっと5年経って育成の準備ができたというか、自分が育成に携わっている実感が沸いた気がします。やっとスタート地点に立った。ようやく自分が自信を持ってできる」と、“ジュニア世代育成”の手応えをつかみ大会を締めくくりました。
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