昨季まで米プロバスケットボールNBAで6シーズンプレーし、Bリーグ1部(B1)の千葉Jに加入した渡辺雄太選手が27日、東京都内で記者会見に臨んだ。東京とパリのオリンピック2大会で日本代表をけん引した29歳は「優勝目指して頑張りたい」と意気込みを語った。
千葉Jによると、渡辺選手には20以上のチームからオファーがあったという。渡辺選手は千葉Jを選んだ理由として、パリ五輪を共に戦った富樫勇樹選手がいることや、新アリーナで多くの観客の前でプレーできることの他に、チームのメンタル的なサポートを挙げた。「NBAでは(メンタル的に)苦しい時間を過ごしたこともあり、僕がバスケットを十分に楽しめる環境を作っていきたいと強調してくれたのは千葉Jだけだった」と明かした。
千葉Jでの背番号は「1」。すでにチームの練習に加わっており「いい環境で練習できている。五輪中に抱えていたけがは問題ない。日本で行ったことのない土地でのアウェー戦も楽しみ」と話した。【和田大典】
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