パリオリンピックのフェンシング男子エペ個人で日本人初の金メダルを獲得し、団体でも銀メダルを獲得した愛知県あま市の加納虹輝選手(26)に、優勝の直後のことや今後の目標などについて聞きました。

 加納選手が「最高だった」と振り返る、メダル獲得のあとの日の丸を掲げたウイニングランについて、元々はやろうという考えはなかったということです。

 観客席から『やれ!やれ!』といった声があがり、「やっちゃおう」と思って実行にうつしたと話しました。

 そして車好きの加納選手の目標は「いつかはレーサーとしてレースをしたい」だということです。オリンピック終了後には、約30万円ほどするレースのシミュレーターを東京の自宅に導入し、すでに練習を開始しているといいます。

 また、街の人からの『どうしてメダルをとりたいと思ったか』という質問に対し、加納選手は「フェンシングを多くの人に知ってもらいたいため。金メダルを獲得して徐々にメジャーにして、競技人口を増やしたい」と語りました。

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