パリパラリンピックのマラソン女子視覚障害クラスで2連覇を目指す福岡県太宰府市在住の道下美里選手の壮行会が開かれました。

太宰府市で開かれた道下美里選手の壮行会には、市内の中学校の陸上部の生徒や市民など約200人が集まりました。

道下選手は2016年のリオパラリンピックで銀メダル、2021年の東京パラリンピックでは記録を更新し金メダルを獲得していて、その功績が認められ、紫綬褒章を受賞しています。

7月31日は3大会連続の出場でパリ・パラリンピックでの連覇を願い、市内の中学や大学に在籍し今後の活躍が期待される選手などから応援メッセージが送られました。

そして花束が贈呈されたあと、メッセージが書かれた国旗が手渡されました。

道下選手は時折涙を浮かべながら意気込みを語りました。

◆道下美里 選手
「本当にたくさんの方に応援していただきながら今があると実感している。しっかり練習を重ねてきて必ずメダルを取るという思いで走りますが、私一人ではその目標は達成できないと思っています。リオ、東京に続く3大会連続のメダル獲得を目指してしっかりと結果にこだわって戦っていきたいと思いますので、日本から熱い応援、本当によろしくお願いします」

道下選手は日本時間9月8日午後3時30分スタートのマラソン女子視覚障害クラスに出場します。

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