東京や神奈川などで目撃されてきた左手の一部がないサル。
新たな目撃情報がFNNに寄せられました。

サルの姿が捉えられたのは3日午前7時半ごろ、神奈川・横須賀市の住宅街。
サルが道路の真ん中でたたずんでいます。

すると突然、撮影者の方へと向かってきたのです。

撮影者:
左手がないサルだったと思います。目が合ったというか、それですぐに飛びかかってきた感じです。追いかけているときは威嚇というか興奮したような状態でした。

サルは2~3分間にわたって追いかけてきたあと、住宅の敷地内へ。

横須賀市では1日にもサルが目撃されています。
サルは横断歩道を悠然と渡っていました。

10月2日に千葉・野田市で最初に目撃された左手のないサル。
その後、埼玉・川口市や東京・北区でも目撃されたあと、府中市へと移動。
その後、神奈川県へと入り、相模原市や海老名市などへと南下していきました。

そして、「イット!」のカメラがその姿を最後に捉えたのは、10月16日、茅ヶ崎市でのことでした。

SNSなどでその後の動きを調べると、左手のないサルはさらに進路を東へと変え、鎌倉市や葉山町へ。
そして、横須賀市へ。
10月28日、その姿はさらに南の三浦市にありました。

逃げる様子もなく、撮影者を威嚇するサル。
このあと、再び横須賀市に戻ったとみられます。

3連休最終日の4日、横須賀市内を取材しました。

昼過ぎにサルが出没したという場所を捜しましたが、4日はその姿を捉えることはできませんでした。
専門家は要注意だと指摘します。

アジア動物医療研究センター センター長・パンク町田氏:
脅せば餌がもらえると学習したサルは、次から次へと人を脅すようになりかねない。

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