10月27日、宮城県栗原市で開催された航空イベントで、セスナ機が滑走路をオーバーランし崖から転落した事故を受けて、国の運輸安全委員会の調査官が28日から現地調査を始めました。

この事故は27日、栗原市の瀬峰飛行場で開催された航空イベントで、セスナ機が着陸した後滑走路をオーバーランし、崖の下に転落したものです。セスナ機には機長と乗客の2人が乗っていましたが、けがはありませんでした。

国の運輸安全委員会は「重大インシデント」にあたるとして、28日から現地に調査官2人を派遣し、調査を始めました。

調査では機長から当時の状況を聞き取りながら、滑走路や機体などを確認したということです。

運輸安全委員会 福田公爾航空事故調査官
「これから地上の写真や計測したデータなどを分析しながら、操縦がどういうふうに関係したかを分析していきたいと思いますので、今はまだ原因について言える段階ではない」

運輸安全委員会では1年以内に調査報告書をまとめる方針です。

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