東北電力は女川原子力発電所2号機について、事実上の再稼働にあたる原子炉起動の作業を10月29日午後6時から8時ごろに行う方針です。
東北電力女川原発2号機は東日本大震災で自動停止し、その後、現在に至るまで運転を停止しています。
東北電力では、女川原発2号機の再稼働に向けて、2013年から安全対策工事を始め、約11年後の今年5月に工事を完了させました。
原子炉起動の作業は、核分裂を抑える制御棒を引き抜き核分裂を開始するもので、一般に言う「原発の再稼働」にあたり、29日午後6時から8時ごろに実施される予定です。
女川原発2号機が再稼働すれば、事故を起こした福島第一原発と同じ「沸騰水型」と呼ばれるタイプでは初めてで、東日本にある原発でも初めてとなります。
東北電力は発電の再開を11月上旬、営業運転の開始を12月ごろと見込んでいます。
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