鳥取県内に住む70代の男性が、警察官や検察官などを名乗る男からの「犯罪に関わっている」などうその電話を信用し、あわせて700万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったことがわかりました。
特殊詐欺の被害に遭ったのは鳥取県内に住む70代の男性です。
2024年8月下旬、男性の自宅に「あなた名義で携帯電話が契約されている。
誰かが勝手にあなたの名前を使っているのではないか」とNTTの職員を名乗る男から電話があり、その後も、警察官や検察官を名乗る男から携帯電話が暴力団が関与した犯罪に使われたなどとうその電話がありました。
男性は、金融機関の口座から現金を毎日引き出すよう指示を受け、9月上旬にあわせて現金700万円を引き出し、自宅の玄関に置いたところ、何者かに持ち去られ、その後、取り戻すことができなくなったということです。
不審に思った男性が10月になって警察に相談し、詐欺被害にあったことがわかりました。
男性は、このほかにも検察官を名乗る男の指示で現金600万円をネット銀行に移し、その際、覚えのない他人の口座に振り込まれ、取り戻すことができなくなっているということで、警察が一連の特殊詐欺に関連する被害として調べています。
警察は、警察や検察が捜査のためお金引き出すよう求めることはなく、電話でお金の話が出たら、詐欺を疑ってほしいと注意を呼びかけています
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