宮崎空港の誘導路で不発弾が爆発したことを受け、国土交通省は16日夜、爆発が起きた場所の周辺で緊急の調査を行います。
10月2日、宮崎空港の誘導路で、戦時中に投下されたとみられるアメリカ製の不発弾が爆発。けが人はいませんでしたが、誘導路が陥没し、滑走路が閉鎖されるなどの影響が出ました。
これを受け国土交通省は、旧日本軍の基地でこれまでに不発弾が見つかったことがある宮崎・福岡・那覇・松山・仙台空港で緊急の調査を行う方針です。
このうち宮崎空港では、16日の航空便の運航が終わったあと、午後11時ごろから不発弾が爆発した場所を含む誘導路と緑地、帯合わせて1750平方メートルの範囲で、地中の金属を探す「磁気探査」を行います。
「磁気探査」は、翌朝の航空便の運航が始まるまでに終了。専門の業者が解析して数日後に結果が判明するということです。国土交通省では今後、さらに調査範囲を広げ、安全確認を急ぎたいとしています。
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