核兵器のない世界に向けた取り組みが評価され、ノーベル平和賞に選ばれた日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が12日、東京都内で記者会見を開いた。オンラインを含め8人の役員が参加した。
代表委員の田中熙巳(てるみ)さん(92)は「受賞を聞いた時、本当かいなということで、今朝になって本当かと思ってうれしくなった」と喜びを語った。
長崎からオンラインで参加した代表委員の田中重光さん(83)は「昨日は最高の日だったと思います。先輩たちに感謝し受け継いで、私たちは新しい道を歩んだんだなと思います」。広島からオンラインで参加した代表委員の箕牧(みまき)智之さん(82)は「思わずほっぺたをつねってしまいました。日本被団協、万歳」と声を弾ませた。【春増翔太、椋田佳代】
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