【宮古島】2018年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された伝統行事「宮古島のパーントゥ」の一つ「パーントゥプナハ」が8日、沖縄県宮古島市平良島尻の集落内で始まった。9日まで。

見物人に泥を塗るパーントゥ=8日午後4時40分過ぎ、沖縄県宮古島市平良島尻

 キャーンと呼ばれるつる草を体に巻きつけ、泥をまとった3体の来訪神パーントゥが午後4時40分過ぎ、産水(うぶみず)をくんだ井戸「ンマリガー」から出現。住民や見物人、建物に泥を塗って集落内を回り、厄払いした。

 パーントゥに泥を塗られると1年間の無病息災が約束されるといわれる。(宮古支局・當山学)

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