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日本ハムのソーセージ「シャウエッセン」。
シャウエッセンを焼くことは、実は禁じられていてタブーなんだそうです。
約40年前に誕生したシャウエッセンは、皮はパリッと中身は肉汁たっぷり。
日本の朝食の定番といえる存在です。
おなじみの調理方法といえば、「ゆでる」という方もいましたが、最も多かった回答が「焼く」でした。
それなのに、どうして焼いてはいけないのか。
焼く派の小山内鈴奈キャスターが、日本ハムの担当者に聞きました。
小山内鈴奈キャスター:
破裂して皮が破けてるのが一番おいしいと思ってる。これが食べ頃ですよね?
日本ハム株式会社 加工事業本部 マーケティング統括部・岡村香里さん:
だいぶ破けてますね。シャウエッセンはパリッとした食感が一番の特徴なので、破けてしまうとパリッとした食感が出なくなってしまう。
小山内鈴奈キャスター:
焼くのは禁じ手なんですか?
日本ハム株式会社 加工事業本部 マーケティング統括部・岡村香里さん:
社内では、ある意味禁じ手。あくまでも社内ですけど。
皮が破けるとパリッとした食感がなくなるだけでなく、肉汁やうまみが抜けてしまうそうなんです。
正しい食べ方は、沸騰したお湯で3分ゆでて、皮が破ける前に取り出すというもの。
ゆでたシャウエッセンをいただくと…。
小山内鈴奈キャスター:
口の中に肉汁が広がります。かんだ瞬間からパリッて音が聞こえます。すごい!感動!
焼いたシャウエッセンと食べ比べると…。
小山内鈴奈キャスター:
おいしいんですけど、さっきのパリッと感が半減してます。
確かにゆでた方がおいしかったんですが、日本ハムの社内で「正直焼いている方はいますか」と聞いたところ、「焼いて食べている」と答える方が多数いました。
実は日本ハムが社内調査をしたところ、社員の88%が禁じ手と知りながら焼いたことがあると回答。
そうした焼き派の根強い人気もあって、焼きに特化した商品を発売するに至りました。
そして、もう1つ意外と知らないシャウエッセンの真実が「そのまま食べられる」ということ。
実は、しっかりパッケージにも書いてあるんです。
パッケージの裏側を見てみると、「そのままでも召し上がれます」と書いてるんですね。
日本ハムとしては、おいしい食べ方として推奨はしていないそうなんですが、加熱処理もされているので安心して食べられるということです。
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