各地で天気が荒れています。
関東地方でも昼ごろに激しい雷雨となりました。

気象予報士・望月圭子さんとお伝えします。

関東地方でも大気の状態が不安定になったため、昼過ぎには活発な雨雲が西から東へと抜けていきました。

午後0時半ごろの埼玉・さいたま市中浦和駅前の様子では、最初は雨が強く打ちつけていますが、急に突風が吹き、バス停がいとも簡単に倒れてしまっています。

――毎日、雷雨がきている?
この時間の雨雲レーダーを詳しく見ていくと、午後3時半現在は発達した雨雲はありませんが、油断はできません。
発雷確率を見ると、午後6時ごろにかけて赤い60%以上のエリアが東京都心にも予想されています。
午後3時半現在、関東全域に雷注意報が発表されているため、まだ注意が必要です。

――この状況がいつまで続くか見通しは?
実は、25日以降もまだ続いてしまいそうです。
発雷確率を見ると、25日は内陸部を中心に24日よりさらに確率が高くなります。
紫色の80%以上のエリアが栃木・宇都宮、群馬・前橋、埼玉・熊谷辺りに広がっています。
この発雷確率の高いエリアは、落雷やゲリラ雷雨だけでなく、竜巻などの突風も発生しやすくなります。
そして、こういった状況は25日だけではなく、少なくとも来週前半にかけて、まだまだ続く予想です。

――状況が刻々と変わっていくが、情報を収集していかなければならない?
雨雲レーダーなどを確認していただきたいです。

しばらくは大気が不安定な状態が続くということで、特に夏休み、外のレジャーでは空模様の変化に注意が必要です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。