「グーグルマップ」に投稿された、悪質なクチコミを放置されたなどとして、医師らがグーグルを訴えた裁判が始まりました。
全国の医師ら63人は、インターネットの「グーグルマップ」で、医療機関のクチコミ欄に事実と違う悪質な内容を書き込まれても、グーグルが十分な対応策を取らず、利益を侵害されたなどと訴え、140万円余りの損害賠償を求めています。
医師らは「守秘義務があるため公の場で反論できず、匿名のクチコミにさらされている」と訴えました。
訴えたクリニックで働く職員は「事実と違うことなどの書き込みも多々ありまして、正直働いてて怖いなと思うことも」と話しました。
一方、グーグル側は17日の裁判で、訴えを退けるよう求めました。
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