8日ぶりに「熱中症警戒アラート」が発表された福岡県は、太宰府市で全国1位の最高気温36.7℃が観測されるなど、2カ所で「猛暑日」となりました。

◆記者リポート
「肌を突き刺すような日差しで、体力が奪われる暑さです。午後1時現在、手元の温度計は37.4℃を示しています」

高気圧に覆われ強い日差しが照りつけた17日の県内は朝から気温がぐんぐん上昇し、ほとんどの観測地点で正午までに30℃を超えました。

福岡県には8日ぶりに「熱中症警戒アラート」が発表され、街中では日傘を差す人や携帯扇風機を使う人たちの姿が多く見られました。

◆街の人
「きのうに比べて『暑いな』とは感じますね」

◆街の人
「大体、影を探して通るように。ビルの影を・・・」

午後も気温は上昇し太宰府市は36.7℃と、17日は全国で一番の暑さとなりました。

そのほか福岡市中央区で35.4℃の最高気温が観測されて「猛暑日」に。

久留米市では地面からかげろうが立ち上りました。

この厳しい暑さのため熱中症の疑いで運ばれる人も相次ぎ、TNCのまとめでは17日午後5時現在で県内では36人が救急搬送されています。

22日の週にかけても平年より気温が高くなる見込みで熱中症への注意が必要です。

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