島根銀行は顧客による著しい迷惑行為「カスタマーハラスメント(カスハラ)」の対策に関する基本方針を策定した。顧客の要求や言動のうち、妥当性を欠くものや社会通念上不相当なものが対象となる。具体的には行員への暴言のほか金銭やサービスの過剰な要求などを挙げた。

カスハラとみられる事案があった場合、まず合理的な解決に向けて当事者間で話し合う方針だ。悪質な行為が続く場合などは取引を拒否するほか、警察や弁護士などと連携して対応することもあるとした。

同行は「質の高い金融サービスを提供するため、安心して働ける職場環境を整え、顧客とより良い関係を構築したい」としている。

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