浜松いわた信金はやらまいか2号ファンドを設立した(21日、浜松市)

浜松いわた信用金庫(浜松市)はスタートアップ向け投資ファンド「しんきん―やらまいか2号投資事業有限責任組合(通称やらまいか2号ファンド)」を設立した。規模は5億円で存続期間は10年。創業間もない「シード」「アーリー」期の新興企業を投資対象とする。

運営管理は信用中央金庫の子会社である信金キャピタル(東京・中央)が担う。投資先の企業価値の向上支援などを浜松いわた信金が手掛ける。1社あたり500万円から5000万円程度を投じる。同金庫が浜松市内で運営する起業支援拠点「FUSE(フューズ)」などとも連携する。

2019年に設立した「やらまいかファンド」は大学発ベンチャーやものづくり、IT(情報技術)関連など29先に投資。うち2社が新規株式公開(IPO)した。

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