島根県出雲市は22日、2025年2月をめどに始めるデジタル地域通貨の名称を「いずも縁結びPAY」にすると発表した。飯塚俊之市長は「地域経済の活性化やデジタル化の促進を目指したい」と述べた。アプリに銀行口座などから電子マネーをチャージし、市内の加盟店で使用できる。
いずも縁結びPAYは、ボランティアなどに参加した市民にポイントを付与する仕組みも取り入れる。山陰合同銀行と三菱総合研究所が立ち上げるプラットフォームを活用し、地域通貨やポイントサービスを導入する。
地域情報サイトを運営するアルテミスビュースカイ(出雲市)も運営に参加し、加盟店の開拓などで協力する。
ロゴマークは縁結びをイメージしてハートの形を水引きで表現した。市は26年度末に利用者2万人、加盟店2000店舗を目指す。
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