大光銀行の川合頭取㊧から賞状を受け取る受賞者(新潟県長岡市)

大光銀行は新ビジネスを通じて地域経済の活性化に貢献している事業者を表彰する「たいこうニュービジネスアワード2024」で、いずれも新潟県内の5社が受賞したと発表した。このうち大賞には、温泉水でスッポンを養殖する魚沼スッポン(南魚沼市)など3社が選ばれた。

魚沼スッポンは温泉水を使うことで寒さに弱いスッポンを雪国でも養殖できるようにし、酒かすを配合したエサを与えてうまみを向上させるなどの工夫を加えた。審査員からは「地域に根ざした事業展開が期待できる」などと評価された。

大賞はほかに、トイレカーのニットク(魚沼市)と障害者就労支援のMAZAQ(柏崎市)が選ばれた。審査員特別賞はヒカリ食品(五泉市)と穂海耕研(上越市)の2社が受賞した。

21日に開いた表彰式で、同行の川合昌一頭取は「今後も新たなビジネスにチャレンジする事業者をサポートし、地域経済の持続的発展と地方創生に貢献していく」と挨拶した。

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