山陰合同銀行は15日、口座の不正利用や詐欺など金融犯罪への対策を強化するため、担当部署の体制を拡充したと発表した。担当者の人員を増やし、被害の事前検知と発覚後の対応をより迅速にする。同行のリスク統括部内の「マネー・ローンダリング対策グループ」の名称を「金融犯罪対策グループ」と変更した。

特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺の被害は山陰地域でも増加傾向にある。「顧客により安心・安全に銀行を利用してもらえるようにしたい」(宮廻光則・金融犯罪対策グループ長)としている。

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