長野信用金庫(長野市)は15日、リコージャパンと業務提携したと発表した。長野信金の顧客ニーズに応じてリコージャパンを紹介し、同社が取り扱うクラウドサービスや複合機などの導入を検討してもらう。顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する本業支援として位置づけ、生産性の向上を後押しする。製品導入に伴う融資の提案にもつながると見込む。

長野信金の担当者が専用のヒアリングシートを使い「業務効率化」や「売り上げ拡大」などIT技術を使って実現したいテーマを聞き取る。リコージャパンに取り次いだ後も、同社と長野信金がそろって顧客を訪問して相談しやすくする。

長野信金が実施した調査によると、一定の顧客企業がIT活用を経営課題として認識しておりDXに向けたリコージャパンが扱う製品の需要が見込めるという。

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