北洋銀行が発表した北海道内企業の経営動向調査によると、7〜9月期の全産業の利益判断指数(DI)はプラス4だった。前回調査(4〜6月期)からは8ポイント改善した。プラス圏は4期ぶり。
DIは増加企業の割合から減少の割合を引いて算出する。8月中旬〜9月中旬に調査し、410社が回答した。
非製造業がプラス9と9ポイント上昇した。ホテル・旅館業は26ポイント改善のプラス15。卸売業や運輸業も前回を上回った。原材料価格が上昇する中「販売価格への転嫁を進め、増収・増益を達成できた」(札幌の食料品卸売業)との声があった。製造業はマイナス9で、4ポイント改善した。食料品で19ポイント上がってゼロだった。
10〜12月期の全産業の利益DI見通しは6ポイント低下のマイナス2。売上DIがプラス6と、4ポイント下がる。
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