北洋銀行がまとめた雇用に関する調査によると、2024年の雇用人員判断指数(DI)はマイナス73で、00年の調査開始以来最低となった。最低だった23年を3ポイント下回った。人材が「不足」していると答えた企業は全体の75%だった。

DIは人手が「過剰」と答えた割合から「不足」とした割合を引いて算出する。業種別では、建設業がマイナス83と、同2ポイント下がり全業種で最も低かった。

今後の雇用方針DI(増員する企業の割合から減員を引いた値)はプラス64と、前年から2ポイント下回った。企業からは「欲しい人材は経費をかけてでも探す時代となっている」(道央の住宅建築業)との声があった。

回答期間は8月中旬〜9月中旬で、北海道内の410社が答えた。回答率は59%。

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