2024年もあと1カ月余り。各地で迎春準備が進んでいます。岡山市の宗忠神社では、新しいしめ縄の掛け替えが行われました。
長さ6メートル、最も太い部分の直径は30センチ、重さ70キロの大しめ縄。作ったのは島根県飯南町の「注連縄企業組合」です。組合は、出雲大社の大しめ縄を作っていて、全国の神社などから年間50本程度の注文が寄せられています。
(飯南町注連縄企業組合 藤原健次副理事長)
「ねじってあるところが一番難しく5、6人でみんなでねじるが、息が合わないときれいにならない。何十年も前から伝承されてきて先輩方から教わってそれを継承する」
宗忠神社は2024年7月、本殿などが国の登録有形文化財に登録されたことや、2025年で140年の節目を迎えることから、迎春準備を兼ね、かけ替えを行いました。
(宗忠神社禰宜 福光久広さん)
「すごい迫力があってすがすがしい気持ち。お参りする人が健やかな気持ちで、お参りできるよう準備しているので多くの人に参拝してほしい」
(子供の初参りで訪れた家族は…)
「ちょうど(作業が)終わったところで、一番乗りでお参りした」
「きょうは良い日で良かった」
宗忠神社では2025年秋、地域の人などを招いて140年の節目を祝う大祭を行うことにしています。
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