「北陸デスティネーションキャンペーン」の一環として、新幹線で東北と北陸を直通で結ぶ臨時列車が、29日JR福井駅に到着しました。東北から直通の「E7系」新幹線が福井県内を走るのは初めてです。
この直通新幹線は、岩手県の盛岡駅と敦賀駅の間を限定1往復走る団体専用の臨時列車です。東北と北陸を結ぶ直通新幹線の運行は仙台ー金沢間で4度ありましたが、県内への運行は今回が初めてです。
福井駅では正午ごろ、東北地方で北陸新幹線の「E7系」に乗った約700人のツアー客のうち170人が降り立ち、駅員や県のマスコットキャラクターはぴりゅうなどから歓迎を受けました。
ツアー客たちは「盛岡から来た。新幹線は快適で有意義に過ごした」「永平寺や苔寺(平泉寺)へ行く」「歓迎ムードがうれしかった。福井は初めてで、永平寺に行く」などと話していました。
ツアー客は観光バスに乗り込み、さっそく観光地に向かっていました。
30日は、敦賀駅を午後2時34分ごろ出発し、約6時間かけて盛岡駅に到着する予定です。
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