迫害されたユダヤ人にビザを発給し救ったとされる外交官・杉原千畝の生涯を描いたオペラ「人道の桜」が、30日敦賀市内で上演されます。その上演を前に29日、地元の中学生を招待して公開リハーサルが行われました。
       
30日に上演されるオペラ「人道の桜」の公開リハーサル会場、敦賀市民文化センターには市内の中学生約600人が招待されました。
  
物語では、迫害されたユダヤ人6000人にビザを発給し救った千畝が描かれ、敦賀の人々が迎え入れたシーンもあります。プロのオペラ歌手をはじめとして、地元市民で作る合唱団のメンバー約40人も出演します。

招待された生徒たちは「(オペラ)初めて見たけど、すごくて感動した」「(当時の敦賀市民を)とても尊敬します。お風呂に入れてあげたり、食料分けてあげたり」などと感激した様子で話していました。
 
杉原千畝物語・オペラ「人道の桜」は、30日に敦賀市民文化センターで上演されます。当日券も販売されています。   
  

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