14日に開業する長崎スタジアムシティのこけら落とし「福山雅治フリーライブ」当日となった長崎市。朝から福山さんゆかりの場所を訪れる人で大賑わいだ。
被爆クスノキがある「山王神社」
長崎市の「山王神社」は福山雅治さんの楽曲「クスノキ」のモデルにもなったことで有名な「被爆クスノキ」がある。
境内にある大クスは79年前の原爆の熱戦で焼かれたものの、奇跡的に新芽が芽吹き、今や平和や再生のシンボルとなっている。
長崎県外から訪れたファンは、生命の力強さに驚きを隠せない表情で写真に収めていた。関東から訪れた人は「ライブだけでなく平和について考えるきっかけをくれた福山さんに感謝したい」と話していた。
神社の計らいで福山さんの歌「クスノキ」が流れ、感激のあまりに涙を流すファンもいた。
参道にある「一本柱鳥居」も原爆で鳥居の片方が吹き飛ばされ、被爆の脅威を物語る遺構だ。
ここでも足を止めて、案内板を見入っていた。
福山さんゆかりの店は大行列
ライブ開演は午後5時。時間までファンは福山さんゆかりの地を巡り、どこも大行列だ。
直前に福山さんが長崎を旅した番組が放送されたこともあり、紹介された店は人が押し寄せている。
長崎へ向かう交通機関も人であふれている。
福山雅治フリーライブ「Great Freedom」は長崎スタジアムシティの「ピーススタジアム」で午後2時30分開場、午後5時開演。隣接するハピネスアリーナや長崎県内の21市町ではパブリックビューイングが行われ、アプリでも生中継される。スタジアムで２万5000人、アリーナで5000人が無料招待される。
（テレビ長崎）
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