旧延岡藩主・内藤家伝来の能面をつけて舞う「のべおか天下一薪能」が12日夜に延岡市で行われ、大勢の観客を魅了しました。
「のべおか天下一薪能」は、延岡城址の石垣を舞台に続けられてきましたが、運営スタッフの確保などが課題となり、27回目の今年は延岡総合文化センターでの公演となりました。
演目の半能「嵐山」では観世流シテ方・片山九郎右衛門さんが、内藤家伝来の能面をつけて舞を披露。
狂言「二九十八」では、大蔵流狂言師・茂山逸平さんが出演しました。
また、人間国宝の宝生欣哉さんが能「花筐」を披露しました。
会場には約800人が訪れ、幽玄の世界を堪能しました。
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