ともに岩手・花巻東高校出身で、メジャーリーグのブルージェイズ菊池雄星投手とドジャース大谷翔平選手が、日本時間4月28日、今シーズン初めて対戦しました。
互いに「最速」でぶつかり合う戦いとなりました。

ブルージェイズの先発マウンドは花巻東高校出身の菊池雄星投手、ドジャースの2番・指名打者には高校の後輩である大谷翔平選手が座ります。

初回は内野ゴロに倒れた大谷選手は第2打席、得点圏にランナーを置いた場面で菊池投手は移籍後最速となる158キロを投じますが、大谷選手がライト前へはじき返し自己最速192キロの打球速度をマークします。

先輩の剛速球が後輩の高速タイムリーを生み出す結果となりました。

しかし4回は、菊池投手が大谷選手を追い込むと最後はカーブで空振り三振を奪います。

大谷選手もヘルメットを飛ばすほどの豪快な空振りを見せ、メジャー9度目の花巻東対決は互いに一歩も譲らぬ一戦となりました。

(28日:ドジャース 4-2 ブルージェイズ)

菊池投手は試合後、大谷選手との対決をこう振り返りました。

ブルージェイズ 菊池雄星投手(盛岡市出身)
「いいバトルができたと思う。(大谷選手は)左右問わずナンバー1のバッターになっている。対戦できるのは僕自身のレベルアップにつながるし、幸せなこと」

また、一夜明けて大谷選手はブルージェイズとの3連戦最後の試合に臨みましたが、日本時間29日はノーヒットに終わりました。
しかしヒット性の当たりも生まれていて、次の試合に期待が持たれます。

(29日:ブルージェイズ 3-1 ドジャース)

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