パリオリンピック柔道男子66キロ級で金メダルを獲得した阿部一二三選手が11月7日、東北高校で講演し、生徒たちに目標を持つことの大切さを話しました。
西ノ入菜月アナウンサー
「オリンピック金メダリスト阿部一二三選手です!多くの拍手で迎えられ、登場しました」
東北高校では毎年、スポーツの世界で活躍した人による講演会を企画しています。阿部一二三選手は今回、学校側からの依頼に二つ返事で快諾。現役選手の講演会は阿部選手が初めてとなりました。
阿部一二三選手
「高校生ぐらいは柔道ばかりしてきたので、全然青春とかしてないから、みんながもっと青春してくれればいい」
パリオリンピック柔道男子66キロ級で金メダルを獲得した阿部選手。重圧の中、東京大会に続く2連覇を果たしました。
7日の講演会には生徒700人が参加。阿部選手が生徒からの質問に答えていきました。
生徒「柔道をする上で大切にしている信念はありますか?」
阿部選手「自分が強くなりたいという思い。どこまで追求できるかという。僕は強さを追い求めているので、信念は曲げたくないかな」
自身の経験を交えながら高校生たちと向き合った阿部選手。目標を持つことの大切さを語りかけました。
阿部一二三選手
「僕自身(2016年の)リオ五輪に出られず、すごく悔しい思いをして、東京五輪に臨んで金メダルとった。何も目標や夢が無くて頑張るよりも、何かすごく小さいことでいいから夢とか目標があった方が頑張れるのかなって思う」
生徒
「これからの柔道人生に生かすことばかりで、この貴重な時間をしっかり取り入れていきたい」
「プレッシャーもある中で、それを乗り越えるために努力している姿勢がとてもかっこいいと思いました」
「自分も目指した結果にならなくても、その過程を大事にして頑張りたいと思った」
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