カープです。
宮崎県日南市で行われている秋季キャンプは7日が第1クール最終日。来シーズンに飛躍を誓う若鯉たちが、ブルペンや紅白戦でアピールしました。
【新井監督】
「昨年の秋のキャンプに比べてかなり量が増えたと思うが、頑張ってくれている」
第1クール最終日も天候に恵まれた天福球場。
きのうの紅白戦で好投を見せたプロ8年目の高橋昴也がブルペン入りしました。
力のあるストレートを中心に6日、新井監督から評価されたカットボールなど変化球も織り交ぜ44球を投げました。
黒田球団アドバイザーも「彼の良さであるストレートの質も良いしボール自体も強くなってきている」とうなずきながら投げる姿を見つめました。
わずか1試合のみの登板に終わった今シーズン。
悔しさを胸にこのキャンプでアピールを続けます。
【高橋昴也 投手】
「(きのうの試合では)セットポジションからのピッチングが少し自分の中で納得いかない部分があったので、そこを重点的に投げ込んだ感じです。やることは変えず、上は見すぎず、やるべきことをやり続けていきたい」
午後からは2日連続となる紅白戦が行われました。
まずアピールしたのは紅組先発の松本。
2イニングを投げ打者6人をノーヒットに抑えるパーフェクトピッチング。
さらに松本は3つの三振を奪うなど最高のアピールとなりました。
野手で見せたのはドラフト4位ルーキーの仲田。
初回、同じくルーキーの滝田に対し初球から積極的に振りぬきセンター前ヒットを放ちます。
すると2回には守備でも魅せます。
ライン際の鋭い当たりをナイスキャッチ。
このキャンプで監督も目をかける高卒ルーキーの活躍に期待が高まります。
練習の最後は侍ジャパンとの練習試合の日を除き、キャンプ中、毎日行われているロングティー。限界まで体をいじめ抜きキャンプ第1クールを締めました。
8日はこのキャンプ初の休日、そしてまた9日から第2クールがスタートします。
【新井監督】
「しっかりと量だけじゃなく高い質で(練習を)やってくれていると感じる。第2クール、もっともっときつくなると思うが、ケガのないよう頑張ってもらいましょう」
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