バレーボールSVリーグ女子・アランマーレ山形は、2日・3日、酒田市でAstemoと対戦。持ち味の粘りを見せたが及ばなかった。
開幕から6連敗と、波に乗れない状態が続くアランマーレ。
「初勝利はチーム発祥の地・酒田市で」と、2日のゲーム1は今シーズンから加入した2人の外国籍選手が気を吐いた。
まずは、ウクライナ出身のビチェンコ。
この日はチームメイトとの連携が次第にとれてきた様子で、身長192センチの高さを生かしたスパイクを豪快に決め、チームを勢いづける。
一方、タイ出身のドンポーンも、持ち味の攻撃的な思い切りの良いプレーで得点を挙げる。
しかし、アメリカ代表経験もある選手を擁するAstemoの高さに苦しみ、1・2セットを先取される。
後がなくなった第3セット、アランマーレは「粘り」をみせる。
相手の強烈なスパイクをセッターの赤星が見事にレシーブすると、サイドからドンポーン。そして、北原監督がチームの「スパイス役」と評する川釣のサービスエースなどでリードし、いい流れをつかみかける。
しかし、勝負どころでミスが目立ち、最後は自力に勝ったAstemoにストレート負け。今シーズン初勝利とはならなかった。
そして3日のゲーム2、アランマーレはフルセットまでもつれる激闘をみせたが、最終セットを8対15で落とし敗れた。アランマーレは開幕8連敗。
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