高校野球の秋季四国大会は3日、高知県立春野球場で準決勝があり、高松商(香川1位)が新田(愛媛1位)に5―3で逆転勝ちし、決勝進出を決めた。高松商は3番・橘朋宏選手(2年)が六、八回に2打席連続本塁打を放った。橘選手の試合後の主なコメントは次の通り。
高松商・橘朋宏選手
<いずれも2点を追う六回と八回に右越え本塁打>
打ったのはどちらも真ん中の直球。1本目はとにかく塁に出て流れを変えようと思っていた。2本目も(4番の)唐渡(大我選手)に回せばなんとかしてくれると思っていたので、本塁打は全く狙っていなかった。当たった感覚が全くなかったので、伸びてくれと思っていた。勢いづけられてよかった。公式戦では初めての本塁打で、2打席連続は初めてです。
<準々決勝では出場選手で唯一の無安打>
3番という立ち位置で無安打だったのでチームには迷惑をかけたが、みんなが「お前だけ打っていないな」とイジってくれて、(冗談を言って)支えてくれた。体が前に流れてバットが出てきていなかったので、ボールに合わせにいかずに引きつけて打った。
<低反発バットについて>
ポップフライを上げたら低反発バットは飛ばないので、上からたたきつけた。いつもの素振り通りに振った。素振りを一番大事にしていて、(全体練習以外にも)朝練で30分素振りをしている。
<決勝に向けて>
(決勝で戦う可能性がある)明徳義塾も鳴門渦潮も細かい野球をしてくるので、1点ずつ積み重ねていきたい。
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