石川昂(手前)を指導する中日の松中打撃担当コーチ=ナゴヤ球場

 中日の秋季キャンプが1日、ナゴヤ球場で始まり、井上監督の新体制が本格始動した。宣言通りに対話が重視され、6人の新しいコーチも選手に積極的に声をかけた。打撃担当の松中コーチは4本塁打に終わった大砲候補の石川昂を指導した。

 練習冒頭で選手に訓示した井上監督は「むき栗キャンプ」と命名。「堅い殻を自らの力でこじ開ける。まず、むかないことには味が出ない」と意味を説明した。キャンプは途中から沖縄と2カ所で20日まで行われる。

 石川昂は下半身の使い方を意識しながらロングティー打撃を実施。「新しい意見を聞けたので良かった。非常にいい感覚で打てた」と気持ち良さそうだった。(共同通信)

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