地震や津波の発生に備えて、女子サッカー・ヴィアマテラス宮崎の選手たちが地域の高齢者と避難訓練を行いました。
ヴィアマテラス宮崎の事務所がある宮崎県新富町の大渕地区は、南海トラフ巨大地震が発生した場合、30センチから1メートルの津波が押し寄せる津波浸水想定区域に入っています。
31日は、ヴィアマテラス宮崎の選手と大渕地区に住む高齢者合わせておよそ30人が参加し、避難訓練が行われました。防災ラジオから訓練開始の放送が流れると、選手たちは、高齢者が住む家に向かって避難を呼びかけ、一時避難場所に指定されている広場まで一緒に避難しました。
(参加した高齢者)
「地震が起きたらどうしていいかわからない。選手たちを待っています」
(ヴィアマテラス宮崎の選手)
「一緒に避難できるのは、選手側にとっても安全だし、安心にも変わるので、とてもいい経験になりました。」
新富町によりますと、町内には、避難する時に支援が必要な高齢者などが556人いるということで、今後も地域で助け合って避難する訓練を行っていきたいとしています。
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