第49回社会人野球日本選手権は31日、京セラドーム大阪で1回戦があり、TDKで、高校時代に「秋田四天王」として注目された地元出身の同学年2投手のリレーがあった。
日本新薬戦で6―1とリードした六回に2番手として左腕・佐藤開陸(かいり)投手(24)が登板。打者2人をアウトにした。
続いて右腕・佐藤亜蓮(あれん)投手(23)が救援し、前の打席で本塁打を放っている強打者の若林将平選手(24)を遊ゴロに仕留めた。佐藤亜蓮投手はこの回限りで降板した。
秋田での高校時代、佐藤開陸投手は能代松陽高、佐藤亜蓮投手は由利工高でプレー。いずれも好投手として知られ、佐藤亜蓮投手は3年春に選抜高校野球大会に21世紀枠で出場した。佐藤開陸投手は高卒でTDKに入り、佐藤亜蓮投手は仙台大を経て入社2年目。
当時、2人の他に「秋田四天王」と称されたのは、金足農高の吉田輝星投手(現オリックス)と、明桜高(現ノースアジア大明桜高)の山口航輝選手(現ロッテ)だった。【石川裕士】
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