大相撲の春巡業で稽古する照ノ富士(右)=千葉県木更津市

大相撲の春巡業は25日、千葉県木更津市で行われ、腰痛で先場所を途中休場した横綱照ノ富士が今回の春巡業で初めて朝稽古の申し合いに参加し、大関霧島と8番取って5勝3敗だった。夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)での復帰へ向け「思ったより悪くはない。ここからアクシデントが起きなければいい」と前向きに語った。

踏み込んで左上手を素早く引き、力強く寄り切る内容もあった。「筋力トレーニングはやってきたから、それを相撲の筋肉にしていく必要がある。体と相談しながらペースを上げる」と話した。

9度目の優勝を果たした初場所後は、インフルエンザや糖尿病の悪化に苦しみ、春場所にも影響があったという。「20キロくらい体重が落ちてしまった。今は糖尿病も安定してきたし、いい感じで来ている」と復調に自信を示した。

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