フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダの公式練習が24日、カナダ東部のハリファクスの大会会場であり、世界女王の坂本花織選手(シスメックス)らが参加した。
坂本選手は曲をかけた練習ではフリーを滑った。前半はダブルアクセル(2回転半ジャンプ)からの3連続ジャンプなどを着氷。後半のジャンプでは勢い余って跳び終えた後にフェンスにぶつかる場面もあったが、その後も演技を続けた。度々、リンクサイドで今回同行しているグレアム充子コーチが撮影した動画を確認するなどして、調整した。
練習後の坂本選手は「ショートプログラム(SP)はいつも通り落ち着いてやりたい。フリーはこの(ジャンプ)構成で今季3試合目になるんですけど、まだ不安定なところもあるので、今回のカナダで良い1歩が踏み出せるような演技になったら。内容重視でいきたい」と語った。
日本の女子は坂本選手のほか、吉田陽菜選手(木下アカデミー)、松生理乃選手(中京大)が滑り、氷の感触を確かめた。男子で日本の山本草太選手(中京大)、佐藤駿選手(エームサービス・明大)は24日午後に登場。
大会は25~27日の3日間行われる。【ハリファクス倉沢仁志】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。