プロ野球ドラフト会議が行われ、諫早農業高校出身の中村投手が東京ヤクルトスワローズから1位指名、海星高校出身の浦田内野手が読売ジャイアンツから2位指名を受けました。

諫早農業高校出身で愛知工業大学の中村優斗投手は、東京ヤクルトスワローズから単独で1位指名を受けました。

東京ヤクルトスワローズから1位指名 中村優斗投手
「本当にホッとしている気持ち。あすから頑張らないとという気持ちが大きくなっている。高校のときはプロはほど遠いもの。実感はわかないが可能性がなかった人間でもプロになれると示せた」

また、海星高校出身で九州産業大学の浦田俊輔内野手は、読売ジャイアンツから2位指名を受けました。

170cmと小柄ながらパンチ力も秘め、福岡六大学リーグでは2シーズン続けて最優秀選手賞と盗塁王に輝いた即戦力ショートです。

プロの世界でも、チャンスメーカーとして期待がかかります。

中村投手の地元・諫早市長田町では中村投手が小学2年生から所属し、「野球の原点」ともいえる長田ジュニアクラブの子供たちや保護者など約35人が集まりました。

子供たちは中村投手がチームを長崎県大会3位に導いた時のユニフォームを着て、先輩の雄姿を見守ります。

長田ジュニアクラブ 緒方和寛 監督
「まさかドラフト1位でプロ野球選手になるとは夢にも思っていなかった。優斗くんの努力のたまものだと思う」

中村選手の先輩
「長田から出てくれるのは嬉しい。地域から出た選手にあこがれて野球をする選手が増えたらと」

小学生
「日々の練習をもう一度やって、中村選手のようなすごい選手にみんなでなれたらと思う」

活躍の舞台をプロに移す中村投手。

ナンバーワン右腕を目指す挑戦が始まります。

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