プロ野球のドラフト会議が24日、東京都内で行われた。憧れの舞台への第一歩を刻んで歓喜に沸く選手がいる一方で、無念の指名漏れとなった選手も多くいた。
高校では、強打の捕手として春のセンバツ優勝に貢献した健大高崎(群馬)の箱山遥人選手、春夏計4度甲子園に出場した広陵(広島)の高尾響投手が指名漏れした。ともに高校日本代表としてU18(18歳以下)アジア選手権にも出場するなど、世代トップ級の実力を誇ったが、吉報は届かなかった。今夏の甲子園4強の神村学園(鹿児島)で4番を務めた正林輝大選手も指名を受けなかった。
大学では、元プロ野球選手・清原和博さんの長男で慶大の清原正吾選手が指名されなかった。父親譲りの堂々たる体格で右の長距離砲として注目を集めていた。社会人ではNTT東日本の2年目で強肩強打の捕手の呼び声が高かった野口泰司選手が、プロ志望届を出した愛知・栄徳高、名城大時代に続いて指名されなかった。【角田直哉】
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