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24日、プロ野球ドラフト会議が行われます。その中で注目が集まっている選手に、どんな思いでドラフトを迎えるのか、話を聞いてきました。

■長身から投げ下ろす198cm左腕 最速150km/hストレート

向かったのは神奈川・東海大相模高校。高校日本代表の超大型サウスポー、藤田琉生投手(17)です。

身長は198センチで、最速150キロのストレートに、鋭く縦に落ちるナックルカーブ。夏の甲子園では奪三振ショーを見せ、チームをベスト8に導くと、侍ジャパンU-18でも先発として活躍。ドラフト上位候補と評されています。

ヒロド歩美キャスター
「小学校の時から大きかったですか?」 藤田投手
「背の順は小学校1年生から後ろでした」 ヒロドキャスター
「何でこれだけ伸びたと思います?」 藤田投手
「80%くらい親の遺伝」

藤田投手の両親は共に元バレーボール選手。なんと、家族全員が180センチを超える長身ファミリーなんです。

東海大相模の藤田琉生=2024年7月23日、横浜 この記事の写真 ヒロドキャスター
「自分の唯一無二の武器って、何だと思います?」 藤田投手
「この198センチっていう大きい身長を生かした角度のあるストレート。(打者の)顔が上がるというか、ちょっと目線が上がるので」
「経験したことない打者は多いと思うので、打ちづらいんじゃないか」

この夏も光ったのは、198センチから投げ下ろすストレート。その中でも、手応えを感じた試合があったといいます。

夏の甲子園初戦、富山商との一戦。この試合、相手がストレート狙いと読んだ藤田投手は、ナックルカーブで三振の山を築いていきます。

しかし、2点リードの7回、この日初めてのピンチ。勝負どころで選んだ決め球は…ストレートでした。

藤田投手
「ストレートは自分の中で一番の武器。1つギアをあげないといけない。そこで三振を取れたことは、一番の自分の成長」 ヒロドキャスター
「プロでどういうピッチャーになりたいですか?」 藤田投手
「ずっと応援される選手になりたいです。1年1年じゃなくて、ずっと長年愛される選手になって。将来的に大谷(翔平)選手やダルビッシュ(有)選手みたいに、自分も海外で活躍していきたい」

藤田投手に関して、侍ジャパンの井端弘和監督は「逸材」と評価。「あの角度はバッターからすると怖い」とも語っていました。

(「報道ステーション」2024年10月23日放送分より)

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