プロ野球・読売ジャイアンツや横浜ベイズスターズで活躍した松江市出身の梶谷隆幸選手が23日に現役引退を表明しました。

松江市出身の梶谷隆幸選手は、2006年に開星高校から横浜ベイスターズに入団。
2021年にFAで巨人に移籍しました。
俊足強打の野手として活躍し、勝負強いバッティングでインパクトを残しました。
しかし度重なる故障に悩まされ、育成契約も経験するなど、ここ数シーズンは出場機会が激減していました。

2023年2月に、ケガから再起を図るキャンプ中の梶谷選手を直撃すると…

読売ジャイアンツ・梶谷隆幸選手:
僕もまだまだこれから良い景色を見たいなと思っている。

完全復活を誓っていました。

2024年シーズンは、開幕戦で先発出場し2ランホームランを放って勝利に貢献するなど復調を感じさせましたが、シーズン序盤で古傷の左ひざが悪化し、出場は6試合にとどまりました。

開星高校時代の恩師・野々村直通監督によると、21日に梶谷選手本人から電話で引退決断の報告があり、「やりたいのは山々だが、本当に限界です。18年間もやれたのは開星高校の3年間のおかげでした」と感謝を伝えられたということです。

プロ18年で通算打率2割7分、980安打、126本塁打、441打点、162盗塁という記録を残し、松江の生んだ「韋駄天」がユニフォームを脱ぎます。

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