パリパラリンピックの車いすバスケットボール日本代表として活躍した江口侑里選手が母校の長崎女子商業高校を訪れ、活躍を報告しました。

約500人の後輩たちの拍手で迎えられたのは車いすバスケットボール女子日本代表の江口侑里選手(24)です。

左の手足に麻痺がある江口選手は長崎女子商業高校2年のとき、「車いすバスケ」に出会い、その後、シュートを打つ打点の圧倒的な高さなどを武器にパリパラリンピックの日本代表に選ばれました。

大会では一次リーグのオランダ戦で連続得点を決めるなど、活躍を見せました。

母校で開かれた報告会で、江口さんは後輩たちに「夢や目標を叶えるために必要なこと」についてメッセージを送りました。

江口侑里選手
「一番今、やりたいこと、後悔したくないって思ったことをしっかりと言葉にして周りに伝えたからこそ、いまの自分があると思っています」

江口選手は競技に専念するため仕事を辞め上京し、現在は関東拠点の車いすバスケットボールチーム「エルフィン」に所属しています。

江口侑里選手
「ロスの大会で出るときは少しでも中(リングの近く)で戦える選手になりたい」

江口選手はロサンゼルスパラリンピクスに向けた強化指定選手選考合宿を12月に控えていて、4年後の世界の舞台に向けてすでに動き出しています。

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