ヤンキースとのワールドシリーズに臨む、ドジャースの大谷翔平選手。
43年ぶりに実現する東西の名門対決まで、あと3日に迫る中、ドジャースは本拠地で行われる第2戦の先発ピッチャーを山本由伸投手(26)が務めることを発表しました。

山本投手は今シーズン6月、ヤンキース戦に登板。
ア・リーグのホームラン王に輝いたジャッジ選手擁する強力打線を相手に7回を2安打無失点。

敵地ヤンキー・スタジアムでメジャーデビュー後、最高のピッチングを披露。
これにはロバーツ監督も思わず、熱い抱擁で祝福しました。

実現すれば2017年のダルビッシュ有投手以来、日本人選手3人目のワールドシリーズの先発登板となります。

そして、このシリーズで注目されるのは何といっても、実に68年ぶりにワールドシリーズで実現する両リーグのホームラン王対決です。

今シーズン54本のホームランを放ち、2年連続のホームランキングとなった大谷選手。

対するヤンキースの主砲は、2年前にア・リーグの最多ホームラン記録を61年ぶりに更新したジャッジ選手。

今シーズンも大谷選手を上回る58本を放ち、ア・リーグのホームランキングに輝きました。

大谷選手のエンゼルス時代から、ホームラン王、そしてMVPを争い、ことあるごとに話題となってきた2人の直接対決。

50本以上のホームランを放った怪物同士がワールドシリーズで対戦するのは史上初めて。

そんな注目の決戦を前に日本時間23日、ジャッジ選手が会見に登場。
大谷選手のすごさについて語りました。

ジャッジ選手:
(大谷の実力は)もう全てが分かりきっていることだと思うよ!打率!パワー!スピード!50盗塁も達成し、たくさん語られてきたけど、それでもまだ十分語られていないと思うほど、彼はすさまじい!すさまじいアスリートだし、球界最高の選手。球界にとって素晴らしいアンバサダーだよ。

“メジャー最強”といわれるバッターも思わずたたえる大谷選手の活躍。

ジャッジ選手はエンゼルス時代から何度も戦ってきた2人の直接対決を振り返りました。

ジャッジ選手:
彼がエンゼルスの頃からレギュラーシーズンで戦ってきた。彼が僕の頭の上を越えるホームランを打つのを見てきたし、(彼は)いいシリーズを戦ってきたが、最大の舞台、最大の瞬間でプレーするチャンスを得た。(最大の舞台での大谷のプレーは)見ていてとてもクールなものになるだろう。間違いなく対戦を楽しみにしているよ。

ライバルに向けて最大の賛辞を送ったジャッジ選手。
世界一を決める大舞台での大谷選手との対決を心待ちにしていました。

ワールドシリーズ ドジャースVSヤンキース
フジテレビ系列で全試合生中継
10月26日(土)開幕!朝8時30分~

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