大相撲の地方巡業が27年ぶりに愛媛県西条市で22日に行われ、力士たちが相撲ファンを沸かせました。
午前9時すぎ、西条市総合体育館の前にできた長蛇の列。西条市で27年ぶりに行われた大相撲西条場所です。
今回巡業したのは9月場所で優勝争いした関脇・霧島ら約100人の力士。会場は3300人以上の相撲ファンの熱気に包まれ、ファンの女の子から声をかけられてサインする宇良関の姿も見られました。
女の子:
「サインもらえましたー。うれしかったです」
相撲ファン:
「楽しみやな。去年の(松山巡業も)行きました。(実際た力士は)かっこいいです」
にこやかにファンと触れ合う力士たち。しかしいざ稽古が始まると激しくぶつかり合い、会場を沸かせました。土俵では決まり手や禁じ手をユニークに紹介する「初切」も披露され、コミカルな動きで観客の笑いを誘っていました。
取り組みでは関取を目指す松山市出身の大飛翔が登場。大きな歓声のなか見事に勝利を収め、大きな拍手を浴びていました。
大飛翔:
「(地元の応援は)これから上に上がっていくのに必要なのは応援なので、うれしいです。これから1日1番集中して頑張ります。応援よろしくお願いします」
西条場所の結びは琴櫻と豊昇龍の大関対決。豊昇龍が寄り切りで勝ち、この日一番の盛り上がりになりました。
相撲ファン:
「音がすごい心臓にきます。(力士のギャップは)優しかったです。みんな優しかったです」
西条場所は満員御礼。相撲ファン大満足の1日になりました。
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